■日米通算250セーブの記録は?

 気になるのは、あと5つと迫った日米通算250セーブの記録。達成すれば名球会入りが確定するのだが、これについては会見で藤川自身が、「考えたことはない。僕はもっと大きな財産をいただいたんで」と、にこやかに語った。

「記録」にこだわってズルズルと引退を引き延ばす“大選手”が多い中、藤川の決断は清々しい。

 引退後の藤川について、前出のダンカンさんは次のようにエールを送る。

「引退後は、“阪神の藤川”から“日本の藤川”になれるように、いろいろと野球を勉強してほしいです。阪神のユニフォームを着るのは、その後ですね。なんなら50歳くらいで選手復帰なんて……。マンガみたいですけど。150キロの剛速球から、今度は120キロ台の技巧派へ転身なんて(笑)。でも、藤川選手は、それができるかもと思わせてくれるんですよね」

 右腕から放たれる剛球で甲子園に勝利の火を灯し続けた男が、ボールを置く日が迫っている――。

あわせて読む:
・有吉弘行も期待!新庄剛志「現役復帰」は可能性も説得力も大いにアリ!?
・亀梨和也「アイドルは愛され慣れている」とダメ出しされた過去と「2人の恩師」
・“圧倒的モテ女”紗栄子、栃木牧場経営の裏でワンオクTakaに急接近!!
・中居正広、石橋貴明とのうたばんコンビ復活か!?蠢く芸能界「野球連合」!!

  1. 1
  2. 2