■『news zero』はコア層に訴求

久米宏さん(76)の『ニュースステーション』からはじまり、古舘伊知郎さん(65)のときにリニューアルした『報道ステーション』を、富川アナがこれまでつないできました。『報ステ』といえば、夜のニュース番組では最も名の知られた存在で、いまだに世帯視聴率はトップでかなり良い数字ですよね。しかし、テレビ業界の評価基準が個人視聴率へと移行。

『報ステ』は見ている視聴者の高齢化が進み、今後はコア層の個人視聴率をより意識していく必要があるのかもしれません。有働さんの『news zero』は櫻井翔さん(38)など若い層に響くキャスティングをしていて、コア層にも支持されていると言える。

“コア視聴率”で有働さんの『news zero』に追い越されたという結果、また、コア層の数字を求めていくという方向に舵を切ったテレ朝上層部の方針も相まって、『報ステ』は番組としても正念場を迎えているといえるのではないでしょうか。メインMCに完全復帰する富川アナが、どれだけ存在感を示せるが、重要になってきますね。コロナでMCから離脱してしまった悔しい思いを10月からの放送でぶつけてほしいです」(前出の民放キー局ディレクター)

 富川アナは、歴史あるテレ朝の看板番組『報ステ』を力強く牽引できるだろうか!?

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