■局全体が“半沢化”!
絶好調のドラマを軸に、“文春化”する報道、イケイケのバラエティ番組という3つの柱で、TBSは他局の引き離しにかかるということだろうか。
民放キー局プロデューサーはこう話す。
「ドラマ、報道、バラエティ番組のすべての試みで結果がついてきているわけではありませんが、確実に改革を進めていて、今、テレビ界で最も重要視される13歳から49歳のコア層の個人視聴率と、インターネットと外部配信などでの放送外収入を取っていく計画を実行していると言えるのはTBSですよね。
他局もTBSと同様に改革を進めたいところですが、旧態依然とした人間も多く、なかなか簡単には変えられない。一方、TBSは“『半沢直樹』効果”ではないですが、変化を恐れずに正しいと思ったことを貫けていますよね。まさに今、局全体が“半沢化”しているとも言えるのかもしれない。
視聴率3冠王といえば、ここ数年は日本テレビが常連ですが、急ピッチで改革を進めるTBSが日本テレビに“倍返し”する日もそう遠くはないのかもしれません」
TBSの“半沢直樹的改革”に、他局が土下座してひれ伏す日も近い!?