■公開延期やお蔵入りの危機も

「お蔵入りにならずとも、ドラマでは、20年のNHK大河ドラマ麒麟がくる』に出演予定で10話まで撮影済みだった沢尻エリカ(34)が麻薬取締法違反で有罪判決が下され、全シーンを代役の川口春奈(25)で撮り直す事態になりました。

 また、電気グルーヴピエール瀧(53)は、19年3月にコカインを使用していたことが発覚し、その後実刑判決。瀧含めて実在の俳優の顔を精巧に再現したPS4『JUDGE EYES:死神の遺言』というゲームに出演していたんですが、販売自粛を経て、現在は瀧の顔を架空の人物に差し替えた新バージョンを販売する措置をとっていて、オリジナル版は生産中止となりました」(前同)

 最悪のパターンとして、19年2月1日に強制性交容疑で新井浩文(41)が逮捕された結果、新井の主演映画『善悪の屑』は、同年2月8日に正式に公開停止との判断を配給会社が下したこともあった。

「過去のコンテンツについてもNHKは特に厳しく、有料動画サービス『NHKオンデマンド』は9日、伊勢谷容疑者が出演した09年のドラマ『白洲次郎』、10年の大河ドラマ『龍馬伝』、16年のNHKスペシャル『被曝の森~原発事故5年目の記録』の新規配信を停止しています」(専門誌記者)

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