■クイズが得意でも全然モテない

ゆま「おおっ。クイズの道に戻ってきたわけですね」

古川「はい。そのときはまだ入るかどうか決めていなかったんですが、そこの部室で、幼稚園の頃に親父が買ってくれた早押しボタンを見かけたんです」

ゆま「運命ですね!」

古川「しかも、1年生にはクイズの楽しみを教える目的で、先輩たちが早押しクイズを出してくれるんです。そこで出される問題も、親父が買ってくれたクイズの本とほとんど同じで(笑)。それこそ、昔の記憶が呼び覚まされたように、バンバン答えられたんです」

ゆま「すごい! 格好いいですね。私は一つのことに特化して、頑張っている男性が、すごく好きなんです!」

古川「本当ですか? その言葉は自分が高校生の頃に言われたかったです(笑)。クイズが得意であっても、全然モテませんからね」

ゆま「ええ! インテリなイメージがあるのに」

古川「今でこそイケメンの東大生たちがクイズ番組で活躍していますけど、僕の高校生の頃はクイズ番組が“冬の時代”だったんです。僕よりも少し前の世代は『アメリカ横断ウルトラクイズ』(日本テレビ系)などがブームでしたが、それも終わって、テレビでクイズ番組を、ほとんどやらなくなっていたんです」

ゆま「そうだったんですね。そんな冬の時代の中、古川さんは高校生で、『パネルクイズ アタック25』や『タイムショック21』などで優勝されていたんですね」

古川「はい。優勝しても、そんな時代だったので、今のクイズ王の人たちに比べたら、名前も知られていなかったですけどね。ただ、高校生のときの実績があったので、その後、立命館大学に“クイズ推薦”という珍しい推薦で入学できたんです」

ゆま「へえー。その頃はもうクイズ三昧でしたか?」

古川「そうですねー。とにかくクイズ問題を解きまくっていました。本屋に売っているクイズ本だけでなく、クイズ愛好家たちが作った同人誌もたくさんあるので、そういうのも買ってきて、全部解いていましたね。もちろん、自分でクイズを作るのも勉強になるので、目に入ったものは、なんでもクイズにしようとするんです」

ゆま「すごい……。最後にクイズ王から週刊大衆読者に向けて、クイズを出してもらえませんか?」

古川「分かりました。では、問題です。『かつて“少女A”を歌ったのは中森明菜さんですが、“熟女B”を歌った方は誰でしょう?』」

ゆま「え? 誰なの? 皆さん、分かります?」(答えはプロフィール欄の下!)(おわり)

ふるかわ・ようへい 1983年9月13日生まれ、宮城県仙台市出身。高校時代にクイズ研究会に入部。『パネルクイズ アタック25』『タイムショック21』(ともにテレビ朝日系)などで優勝し、大学にはクイズ推薦で合格。現在はクイズ作成やクイズ本の出版、テレビへの出演など、活躍の場を広げている。

(答え)五月みどり

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