■清廉潔白なイメージが失墜

 10月1日の『デイリー新潮』では、瀬戸選手が別の女性とも不倫関係にあったことを報じ、再び波紋を広がっている。

 瀬戸選手は競技に専念できる、実質的な“プロ選手”として活動してきた。ANAの契約は年間数千万円、他にも複数の企業のCM出演料、シンボルアスリートへの報酬もあり、推定年収は1億円とも言われている。

 しかし、不倫が報じられたことでスポンサーは離れていき、収入源は失われてしまった。加えて、所属先がなければ、水泳の大会には出場できないという規定もあると、10月1日のスポーツ報知では報じている。

「1人のみならず、複数の女性と不倫が報じられたことで、瀬戸選手は今まさに選手生命の危機に立たされていると言えそうです。瀬戸選手については、周囲の証言として以前から“自分から情欲が強いと吹聴していた”、“よく今までバレなかった”という声も上がっています。

 ただ、これだけスポンサーが一気に離れ、激しいバッシングの声が上がっているのは、瀬戸選手が自身の“イメージ”を大いに裏切ってしまったからではないでしょうか。瀬戸選手は馬淵さんと結婚して子どもをもうけ、“イクメン”としても知られていました。夫婦でCMにも出演しており、家族を大切にしているというイメージもあった。

 だからこそ、瀬戸選手をCMに起用したという企業も少なくなかったのでしょう。それだけに、彼の“裏の顔”が明らかになり、これまでの清廉潔白なイメージからの“ギャップ”が大きすぎることが、これほどまでの拒絶反応を生み出していると考えられます」(前出のスポーツ紙記者)

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