■3強と芸人YouTuberに押される

『ユーチュラ』の7〜9月の各月に公開された動画の総再生回数ランキングを見ると、ヒカキンの最高順位は7月に『HikakinGames』が記録した5位。トップ3は東海オンエアフィッシャーズヒカル(29)の3組が不動となっている。

「東海オンエア、フィッシャーズ、ヒカルは、今もっとも勢いのある3組といえるでしょう。

 8月18日、YouTuberをはじめとするクリエイターのプロダクション事業などを手掛けるBitStarが発表した、2020年上半期のYouTubeチャンネル総再生数ランキングのトップ3もこの3組でした。

 ちなみにヒカキンは、このランキングの4位に『HikakinTV』、5位に『HikakinGames』が入っています。ただ、3位のヒカルと4位のメインチャンネルでは、7600万回以上の大差がついてしまっています。

 新規に投稿動画の再生回数や上半期の結果を踏まえても、ヒカキンの勢いが落ちてきているのかな、と感じてしまいます。また、2020年は雨上がり決死隊宮迫博之(50)や江頭2:50(55)ら多くの芸人たちがYouTubeに参戦して、存在感を見せました。テレビで鍛え上げられたトーク力や、コントや漫才といった強みを持つ芸人たちが専業YouTuberを押してきているのは間違いないでしょう。こうした新しい波に、ヒカキンも飲まれてしまっている可能性もあるのかもしれませんね」(前出のWEB編集者)

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