■「人を笑顔にする才能を、生まれたときから持っていた」

「冒頭で布団で目覚めが悪そうにしていカットが映って以降、三浦春馬さん演じる慶太は“朝早くから出かけた”という理由で、最後の最後まで、回想以外で姿を見せませんでした。最終回は玲子が、中学生時代の浪費癖が遠因で会社の金を横領し逮捕されてしまった、父(石丸幹二)に会いに行き、過去に決着をつける話がメインで、帰宅後に玲子が、慶太への恋心を自覚する、というものでした」(女性誌記者)

 慶太の両親が、出かけている慶太の部屋でしみじみと慶太を思い、「人を笑顔にする才能を、生まれたときから持っていた」脱ぎ散らかした慶太の上着をハンガーにかけ、上着の袖を握って「ママは、いつだって慶ちゃんの一番のファンだからね」と呼びかける場面など、どこか現実の三浦さんとリンクする演出もあり、《三浦さんに言ってるみたい》《もう部屋に戻ってこないんだよな…》《私もファンだった》と、SNSでは悲しみの声もあった。

「玄関から帰ってきた慶太に、玲子が優しく微笑むというカットで終了。代役の足元や後ろ姿などを映して誤魔化さなかったことを称賛する声もありました。本編後は、慶太の笑顔と、“春馬くん ずっと大好きだよ キャスト・スタッフ一同”というテロップで締めくくられ、三浦春馬さん最後の連ドラは幕を閉じました」(前同)

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