■実はドラマでも活躍している藤原

 藤原と言えば舞台『ハムレット』や、自堕落なダメ男が命がけのギャンブルに巻き込まれる『カイジ』シリーズ、元殺し屋の天才シェフを演じた19年の『Diner ダイナー』など、映画や舞台で活躍している印象が強いが、実はドラマにも多く出演しているという。

「若手時代は、数多くのドラマに脇役として出演していました。その後も11年の『ブルータスの心臓』(フジテレビ系)のような単発ドラマや、最近では19年にTBSとParavi共同制作の連ドラ『新しい王様』など、1、2年に1作ほどのペースで出演しています。映画ほど極端に話題になりませんが基本的に大コケもせず、安定した人気を誇っていますね」(前出の専門誌記者)

 俳優によっては、需要が十分あるにもかかわらず、連ドラに出ない方針の役者も少なくない。89年の『春までの祭り』(フジテレビ系)を最後にドラマに出演していない吉永小百合(75)や、22本もの映画に出演している一方、民放ドラマ出演は2回しかない小松菜奈(24)などが、分かりやすい例だろう。

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