■映画俳優が連ドラに戻りつつある

「今年もドラマ『危険なビーナス』(TBS系)に出演している妻夫木聡(39)も、毎年のように映画で顔を見ていましたが、連ドラは『若者たち2014』(フジテレビ系)以来6年ぶりです。『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)で一大旋風を起こした佐藤健(31)も、18年にNHK連続テレビ小説半分、青い。』に出演していましたが、その前に民放の連ドラは、15年の『天皇の料理番』(TBS系)が最後でしたからね」(前出の専門誌記者)

 こうした「映画出演の多かった俳優が連ドラに戻る」現象について、9月21日の『週刊女性PRIME』では、

「佐藤健のように活動の主軸を映画などに移し、着実に力をつけ、役者としての幅を広げてから連ドラに戻ってくる」

綾野剛星野源など、信頼している脚本家や制作スタッフの座組に呼ばれるかたちで、久しぶりの連ドラ出演を果たすパターン」

 などを例に挙げて報じている。

 実際、星野は16年の『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)を最後に地上波ドラマに出演していなかったが、20年に『逃げ恥』と同じ野木亜紀子脚本の『MIU404』(前同)で、久々の主演を務め、大いに話題となったのは記憶に新しい。

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