■村上信五への鋭いツッコミ

 まず、段差をチェックした城島は「段ボール自転車で、段があるっていう。“段”繋がりやね」とダジャレを披露。まわりのスタッフはクスリと笑っていたが、村上は「なに言うてんねん」と、先輩でも容赦なくバッサリ。

 すると、スタジオの横山は「このときの村上、俺、冷たいなと思いましたけどね」と苦言を呈し、ずっと一緒にロケをしていた城島が「たぶんね、疲れてんのよ。けっこう疲れてんのよ」と、砂利道でのハードな試走を務めてくれた村上をフォローした。

 そして、城島が段ボール自転車に乗って山下りをスタート。途中の大きな段差の衝撃でハンドルの軸の筒が折れてしまい、交換したスペアの筒も残り300メートルで折れてしまう。それでも城島らはあきらめず、自転車の他のパーツを代用してゴールへ向かった。

 しかし、当時の放送を見ていた横山は「このへんから、ちょっと怪しい」とポツリ。実は、軸のほかにも段差の衝撃で車体が緩んでいたため、ガムテープを使って補強しており、段ボールだけで作った自転車というテーマが崩壊していたのだ。

 さらに、残り250メートルのところで車体が真っ二つに壊れてしまい、チャレンジ失敗かと思われた。だが、誰も諦めようとせず、ガムテープを使いまくって修理したのだが、横山が「このへんから、ほんま、ガムテープがむちゃくちゃ出てくんのよ」と指摘。

 そして、ガムテープで修理された自転車に「ほぼガームテープで留めているだけ」というテロップが出ると、横山が「ほら! このテロップ入れてくれて良かったと思って」と、当時の感想を振り返り、「段ボール以上にガムテでガチガチ」だとツッコんだ。

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