――渡邉さんを推しメンにしたきっかけはやはり『けやかけ』ですか。

 美穂ちゃんは『けやかけ』の初登場の回で澤部さんとバスケ対決をしたときに「あっ、この子は私と似て負けず嫌いなんだろうな」と思って。自分が高校生くらいのときのガキんちょ感といいますか、幼さみたいなところが自分とちょっと似てるなと思ったんですよ。あとはドラマ『Re:Mind』(テレビ東京系)の演技力がすごかったですよね。

――2期生で『Re:Mind』の本編に出演したのは渡邉さん1人だけでした。

 そうですね、オーディションで役を勝ち取っていたので「この子は今後くるんじゃないかな」って……。私、DVDの特典映像に入っていたオーディション映像も観たんですけど、やっぱり1人だけ自然に演技出来てたし、美穂ちゃんに選ばれたとき「これはたしかにな」って納得でした。

――『日向坂46ストーリー』によると『Re:Mind』の仕事は渡邉さんにとって相当なプレッシャーだったそうです。

 役どころ的にイジメられる人みたいな感じだったじゃないですか? 先輩たちのなかに急にひとりで入って、そういう立ち位置で演技するのってめっちゃ緊張したでしょうね。1期生と初めて会うシーンも観たんですけど、あのとき心臓バックバクだっただろうなぁ、と。それに1人で立ち向かったのはめちゃめちゃすごいなって思いました。

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