7月26日(日)深夜に放送された『乃木坂工事中』(テレビ東京系)では先週に引き続き、メンバーにしか分からない内輪だけの細かいモノマネを披露する「第3回 乃木坂46 内輪ウケものまね大賞」の企画を放送。
この企画で主役となったのは和田まあやをはじめとする「モノマネをしたメンバー」と「されたメンバー」だったのだが、そんななかスタジオで密かに自分の殻を破るための努力していたのが4期生の北川悠理だった。
今回の企画で北川はメンバーのモノマネを見てリアクションをしたり感想をコメントしたりする、いわゆる「パネラー枠」に4期生のなかから唯一選ばれていた(他のメンバーは秋元真夏、生田絵梨花、齋藤飛鳥、星野みなみの1期生4人と岩本蓮加、大園桃子の3期生2人)。
北川はMCのバナナマンに感想を聞かれると、早川聖来による「ワイプの中での賀喜遥香」のモノマネに「目と眉に特徴もあるんですけど、かっきーは感情が動くとアゴも動いちゃう」とコメントして笑いをとったり、先週の放送では清宮レイによる「普段の会話がギャル過ぎて、ほぼEXITな筒井あやめ」のモノマネに「あやめちゃんはああ見えて確かに本当にギャルっぽくて、私もポンポンポ~ン(EXITの決めセリフの1つ)を求められるときあるんですけど、でも返し方が分からなかったのでスルーしちゃったけど、あれが正しい答えだったんだなって今学べました」と自分なりの感想を一コメントしていた。
この企画での北川は明らかに以前よりも「喋ること」に対して積極的になっていたのが、その理由については彼女の過去の発言を覚えているファンの方ならお分かりいただけることだろう。
それは彼女が以前の『工事中』(6月7日放送回)でバナナマン・設楽統から「北川はもっとガンガン喋っていいよ」とアドバイスを受けた際に「うるさいって言われるように頑張ります」と今後の収録に対する意気込みを語ったり、別番組の『ノギザカスキッツ』(7日13日放送回)でも「今日の目標は『うるさい』ってさらば(青春の光)さんに言っていただけるぐらい頑張って喋る」と発言したりしていたからで、今回の企画の収録中もその気持ちを継続したまま臨んでいたのだろう。
以前はバナナマンに「話すことが苦手」と語っていた北川だったが、苦手なことを克服しようとするその姿は、モノマネをしていたメンバーに負けないくらい輝いていたのではないだろうか。
喋ることに意欲的になった北川が数年後にはどうなっているのか、今後乃木坂46の番組をチェックする際には、彼女の変化にも注目してみたい。
(文・鎌形剛)