朝日奈央「NGなしタレント」の微妙な変化の背景には師匠・バカリズムの影響が!?の画像
朝日奈央

テレビの中の女たちvol.22 朝日奈央

 この温泉のお湯は飲めるらしい。そう聞いた朝日奈央は、入浴中のお湯に直接口をつけて飲んだ。しかもこのとき、同じ湯には内村光良、バカリズム、日村勇紀、武田真治らも入っていた。彼女はそのお湯に間髪入れず口をつけた。ロケのVTRをスタジオで見ていた出川哲朗は、そんな朝日に嫉妬した。

「この出川哲朗も一瞬躊躇すると思うよ。心の中、超ジェラ」(『こんな休日どうですか』2019年6月22日、フジテレビ系)

 朝日は”NGなしタレント”としてバラエティ番組で幅広く活躍してきた。バラエティでその姿をよく見かけるようになったきっかけは、やはり2017年から『ゴッドタン』(テレビ東京系)の代打アシスタントを務めたことだろう。

 深夜のお笑い色の強いこの番組で、朝日はにゃんこスターの縄跳びコントを全力で完コピするなどしてきた。そこから少しずつ、目と鼻に10円玉を詰めた彼女の顔をテレビで何度も見かけるようになった。そんな”NGなし”の延長線上で、彼女はおじさんが入ったお湯を飲んだ。

 ただ、彼女が名刺代わりとして一時期よく見せていた”10円玉芸”は、当初はあまり受けがよくなかったようだ。7月28日と8月4日に続けて『チマタの噺』(テレビ東京系)に出演していた彼女は語る。

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