最後は籾山さんの素に迫るインタビュー!

――そもそもアイドルになったきっかけは?

「ラストアイドルのメンバーもそうですけど、やっぱり私たちくらいの世代でアイドルになる子ってAKB48さんに憧れてなった子が多いんです。でも、私はアイドルになる前は正直、最近のアイドルさんにはまったく詳しくなくて(笑)。昭和のアイドルさんがステージで持っていたあの細いマイクと昭和歌謡に憧れてアイドルになりました」

――マイクと昭和歌謡、独特な理由ですよね。

「そうですね。なかなかいないです(笑)。あと、ディズニーチャンネルで放送されていたドラマ『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』っていうドラマも実はきっかけのひとつで。だいたいのストーリーを話すと、普段は普通の女子高生なんですけど、実はスーパーアイドルというお話で、このドラマの主人公も「キラキラのマイク」を持っていて、そのマイクも憧れのひとつです」

――マイクに引き寄せられていますね。晴れてアイドルになり、いまはラストアイドルで活動をしています。グループの中で憧れを持つメンバーさんなどはいますか?

「ラストアイドルは本当にみんな個性豊かで一人ひとりに素敵なところがあるので、誰かひとりを尊敬しているってよりかはみんなのいろんなところを尊敬しているっていう感じです。そういった中でも選ぶとするならば、阿部菜々実ちゃんと西村歩乃果ちゃん。私は怖がりで自信もない上に、運動神経もあまりよくないところが自分のダメな部分だと感じていて。でも、この2人は何事にも自分から挑戦したいと言って率先して前に出ていける、私にはない部分を持っているので尊敬していますね」

――以前、本誌EX大衆でのインタビューでも自信がないとの発言がありました。それはもともとの性格なんでしょうか?

「そうですね。もともともあるんですけど、ラストアイドルに入ってまわりにかわいい子とか歌が上手な子が多くいて、頑張らなきゃって思うことが多くて……。もともとの性格とラストアイドルに加入しての両方が合わさっていまの自信の無さに繋がっていますね」

――そんな籾山さんですが、いまラストアイドルで挑んでいる殺陣で評価が高く、ますます今後の活躍に期待が持てると思います。グループや自分のことでもよいので目標があれば教えてください。

「わたしのいまの一番の目標はラストアイドルが多くの人に知ってもらえるようになることと、その中で籾山ひめりっていう名前も知ってもらえるようになることです。そして、これはすごく言うのは勇気がいるんですけど……。

 これまで自分は上を目指していいいのか自信がなかったんです。でも、最近になって口に出していかないとファンの方含め誰にも伝わらないと気付いたので、私は今後、もっと前にいきたいですし、フロントメンバーはひめりしかいないって言われるくらいの存在になりたいです!」

――勇気を出してくださり、ありがとうございました!

今後の活躍がますます楽しみな籾山ひめりさんの“すっぴん”は……⁇

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