――ダンサーさんのお手本と仮歌であれだけ泣いたというのは、よっぽど歌詞や振り付けがそのときのメンバーの心情と一致していたんでしょうね。

 私も『青春の馬』を聴いたときは映画館で泣きましたね。それは単純に「頑張ってるな…」っていう感じの感動だったんですけど。でもまさか私、日向の映画で泣くとは思ってなくて(笑)。

――そうなんですね。

 全体的にハッピーな感じの物語なんだろうなってなんとなく予想してたんですけど、でもやっぱり「ひらがなけやき」時代のキャプテンの話みたいな自分とリンクする部分は泣けましたね。あと『青春の馬』はこれから頑張っていこうっていう気持ちを後押しするような曲でもあるから、そこでまた自分とリンクして泣きました(笑)。

――「ひなくり2019」の最終日に東京ドームが発表されて、メンバーが泣きながら『約束の卵』を歌っているところはどうですか?

『約束の卵』もそうですね。やっぱり歌詞がすごく伝わってくる曲だから、あれも確かに泣いちゃいましたね。やっぱり何年もずっと芽が出ない状況が続いて、やっと徐々に色んなことが出来るようになってのドームだったから……。そういう流れというかヒストリーがあるからこそ、メンバーもそうだし、ファンの人たちもあの曲は泣きますよね、『約束の卵』は。それもそうだし、やっぱりアレを見ると「最終日にいたかったぁ~」ってなります(笑)。

(取材・文=鎌形剛)

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