■これでは木村がただの意地悪な人に
今回のドッキリは、ネタばらし後の木村に対するケアが足りなかったのでは、と指摘する声もある。
「この手の“マジギレドッキリ”は、仕掛け人が最後に“ごめん怖かったよね”みたいな一言をかけて、仕掛けられたほうの“もうーいい加減してくださいよー”というリアクションがないと、単純に性格の悪い人に見えてしまう可能性がある。濱田や木村が、ドッキリ後にコメントする場面を入れなかったのは、番組が構成をミスった感がありますね」(制作会社関係)
好対照な例としては、12年に中居正広(48)がKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔(33)と玉森裕太(30)に仕掛けたマジギレドッキリがある。当時『中居正広の怪しい噂の集まる図書館』(テレビ朝日系)に出演していた藤ヶ谷と玉森が、「自分たちの冠番組が決まったから降板したいと言えるのか?」という企画だった。
「不機嫌な中居に”もう一度話を整理してから来い”と怒られて藤ヶ谷と玉森が涙目で楽屋を出た場面では中居が手を合わせて“ごめん”とこっそり謝るシーンがあった。最後はあらためて降板の意思を伝えられて声を荒げて激怒した、という流れからネタバラシをしましたが、その際も2人に“怖かったよな。元ヤンだしな”とちゃんとフォローする様子も入れていた。木村のドッキリも、そこまでちゃんと映すべきでしたね」(前同)
ちなみに、「木村と篠原がプレゼントを渡して、濱田が2人と握手する」というフォローは、当時のDVDの映像特典に収録されていた。今回の放送でも、入れておくべきだったかも?