■稲垣吾郎&二階堂ふみのすごすぎる絡み
映画『ばるぼら』の原作は、手塚治虫の世界的にコアなファンを持つ同名のマンガ。1970年代に『ビッグコミック』(小学館)で連載された原作は、禁断の愛とミステリー、芸術とエロス、スキャンダル、オカルティズムなど、さまざまなタブーに挑戦した手塚の意欲作として知られた。
しかし、独特の世界観や過激描写も多数出てくるため、“映画化不可能”と言われてきた。
映画では、元SMAPで新しい地図の稲垣吾郎(46)が異常な情欲に悩まされる耽美派小説家・美倉洋介を、二階堂は新宿駅の片隅で酔っ払っていたホームレスのような少女・ばるぼらを演じ、美倉がばるぼらに溺れていくさまが、衝撃的なカットとともに描かれているという。
映画製作会社関係者は話す。
「ストーリーの70%がラブシーンやキスシーンなど、セクシーなものばかりなんですよ。キスシーンも街中だったり丘の上だったりと、とにかくキスしまくり。また、二階堂はベッドシーンでは一糸まとわぬ姿で腰を激しく振って、結合部分やヒップも隠されることなくがっつり映っているんです。
腰振りシーンは下から見上げるようなかなりハードな描写で、その様子は引きでも寄りでも映っています。稲垣が二階堂のバストトップをタッチしたり執拗に舐め回したりする描写もあり、映画全体がかなり官能的な仕上がりになっているんです」