■稲垣はイメージをブチ壊す熱演!

 二階堂は「脱ぐこともいとわない」女優として知られているが、それにしても『ばるぼら』での演技はまさに体当たりで臨んだことがうかがえる。

「二階堂が稲垣と書斎で絡むシーンがあるのですが、二階堂が稲垣に馬乗りになり、彼女のほうから激しいキスを繰り広げます。また、2人が対座の形で挑んだベッドシーンではお互いの胸をこすりつけながら、激しく絡み合う。その際、カメラは二階堂のヒップ側からの視点ですが、トップ女優としてはありえないほど大胆なアングルになっています。

 さらに、キッチンでお互いが一糸まとわぬ姿でリンゴを食べさせ合うシーンがあるんですが、次第に熱いキスに発展して、ついには立った状態で稲垣が二階堂をガンガン後ろから責めるシーンがあるのですが、セクシービデオ顔負け。

 映画はR―15+指定ですから、それだけでも過激なことがうかがえるんですが、R―18+指定になってもおかしくないぐらいの過激描写の連続なんです。それだけ二階堂と稲垣が真剣に臨んだということで、映画自体は素晴らしい作品に仕上がっていると思いますよ」(前出の映画製作会社関係者)

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