■ここ数年のトレンドは「不倫」

 芸能人のやらかしといえば、ここ数年のトレンドは、やはり「不倫」。今年6月には、アンジャッシュ渡部建(48)の“トイレ不倫”が世間を騒がせた。

「複数女性と不倫していただけでなく、相手を六本木ヒルズの多目的トイレに呼び出し、わずか3分で1万円を握らせて帰らせていた。女性の扱いがあまりにヒドいと総バッシングを受けたのも当然ですね」(芸能ライター)

 高かった好感度は地に落ち、10本あったレギュラー番組からは姿を消した。

「収録済み番組の再編集や制作費、代役の出演ギャラの他、さらに出演中のCM3本にも違約金が発生したはず。およそ1億円前後だといわれています」(前同)

 結果、妻・佐々木希(32)との初共演CMも封印されたが、自分を裏切った夫を、妻は見捨てはしなかった。

「騒動後、佐々木は積極的にメディアに出て、精力的に仕事をこなしています。渡部の違約金は、すでに全額を払い終えているようですが、今の渡部は無職ですから、実質、佐々木が負担したようなもの。“夫は私が支える”という強い意志を感じますね」(同)

 同じ不倫でも、シビアな結末を迎えたのは俳優の東出昌大(32)。今年1月、女優・唐田えりか(23)との3年不倫が発覚。理想の夫婦といわれた女優の(34)とは、別居の末、離婚することとなった。

「東出のCM出演料は1本5000万円とも言われていて、当時4本出演していたので合計2億円の損害が出たことになります。さらには、家庭的なイクメン俳優としてファミリー向けのCMも多かった。急転直下のイメージダウンはプライスレスですね(笑)」(広告代理店関係者)

 不倫発覚後、東出は自粛せずに俳優業を続けているが、相手の唐田は今も事実上の謹慎状態。女性側が払う不倫の代償も、実はなかなかに大きいのだ。

 矢口真里(37)は13年、自宅での不倫中に、夫だった俳優の中村昌也(34)が帰宅。相手男性を急いで隠した“クローゼット不倫”で波紋を呼んだ。

「中村とは、すぐに離婚。全仕事を降板しましたが、最近ではバラエティで自ら不倫をネタにするまでに。ただ、数千万円といわれた違約金は、今もコツコツと返済中のようです」(芸能記者)

 17年に“ゲス不倫”で世を賑わせたベッキー(36)も、多額の違約金に自腹を切ったという。

「5億円を、すでに完済したそうです。しかも、“所属事務所と折半”という慣例を固辞し、“全額、自分で支払います”と申し出たのだとか」(芸能プロ幹部)

 皮肉にも2009年、酒井法子(49)が逮捕された際、事務所が肩代わりすることになった5億円もの違約金返済に、多大な貢献をしたとされたのが、売れっ子で後輩のベッキーだった。

「ベッキーは昨年1月、巨人コーチの片岡治大と結婚し、今年3月には第一子を出産。今も表舞台に復帰できない酒井に対し、ベッキーが女性の幸せをつかんだのが印象的です」(前同)

 17年、妻子ある医師とのW不倫が発覚した斉藤由貴(54)もダメージを負った。

「CMやNHK大河ドラマを降板し、違約金は4億円にも上ると報じられました。でも、一番の痛手は、不倫関係を否定した後、相手男性の写真が流出してしまったことでは……」(前出の芸能ライター)

 不倫のツケは、芸能人以外でも払わされる。東京五輪での金メダルも期待されていた競泳の瀬戸大也選手(26)も、その一人だ。

「今年10月、元CAの美女と不倫していたことが明らかに。本人のみならず、妻で元飛び込み選手の馬淵優佳さんまで謝罪したことに、多くの同情が集まりました」(スポーツ紙記者)

 その後、瀬戸選手に、日本水泳連盟から年内の活動停止が言い渡された。

「年間数千万円でスポンサー契約を結んでいたANAは契約解除。出演CMや協賛企業に対する違約金が発生する可能性もあり、億単位の金が請求されるケースも指摘されてます」(前同)

 茨の道を歩む有名人たちの今後を見守ろう。

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