■嵐と紅白サイドの“思い”が調整できない!?
「Kis-My-Ft2は昨年、紅白初出場を果たしました。ただ、今年、大活躍できたかと言われるとそこまでではないのかもしれません。彼らが落ちて、あとは関ジャニ∞、King&Prince、Hey!Say!JUMPのうち、2組が落選すると見られていました。なぜなら、嵐は確定と見られていたからです。それが、ここにきて一気に状況が変わりましたよね」(前出の音楽プロ関係者)
11月12日、嵐は公式ファンクラブサイトで大みそかに史上初の生配信ライブを開催することを発表した。加えて彼らは、今年の紅白の司会、そして大トリのオファーも断ったと報じられていて、ここにきて出場しない可能性も出てきているのだ。
「活動休止直前の紅白に嵐が出ないことは、さすがに紅白サイドとしては受け入れがたいのではないででしょうか。NHKとジャニーズサイドの交渉は、最後のタイミングまで続くでしょうね。
嵐の5人はファンを第一に考え、ファンとともに活動休止前最後の時間を過ごし、21年間の恩返しをしたいと思っている。
一方、紅白サイドは、司会は難しいとしても大トリは彼らしかいないと考えていました。大トリも拒否されたという今、紅白サイドの思いとして聞こえてくるのは、少なくとも番組の後半、23時台の、ラストに向けて盛り上がっていくパートで嵐に出て欲しいということ。
しかし、それだと年内いっぱいの活動休止最後のタイミングまでファンとともに過ごしたいという嵐とは、スケジュールの調整がつかないのではと言われているんです。料金が発生する配信ライブと紅白の中継、費用の負担のことなども含めて、問題は多数ある。そうした状況下で、嵐の5人が、“シンプルに嵐のファンのために自分たちのライブだけに集中しよう”、そう決断する可能性は十分にありそうですよね」(前同)
SixTONESとSnow Manという新たなジャニーズのスターの“紅白デビュー”が言われる一方で、活動休止直前の嵐が出ないという衝撃の事態が、大晦日の国民的番組に迫っているのかもしれない。