■NHKに好かれている小池

 映画についても、08年の『接吻』で、テレビで見た殺人事件の容疑者にひかれ、獄中結婚する女性を演じ、「第63回毎日映画コンクール」の女優主演賞などを受賞。

 最近では、今回の『鎌倉殿の13人』の脚本を務める三谷幸喜の19年の監督作品『記憶にございません!』で、総理を毒を吐きながらもサポートする事務秘書官を演じており、振り切ったコメディ演技もできる。

「仕事にはまったく途切れがないですね。映画は2001年の『man-hole』以降、07年以外は毎年最低1本は出ているし、ドラマも05年以降、毎年のように出演しています。主演以外の役も幅広く演じていて、特に『助演助演女優賞』の分野で『コンフィデンスアワード・ドラマ賞』や『ザテレビジョンドラマアカデミー賞』などなど、数多く受賞しています」(専門誌記者)

 役者として非常に優れている小池。

「NHKからの好感度も抜群です。NHKでは、BSやナレーション出演も含めると、9本もの教養番組に出演しており、小池の“お気に入り”ぶりが分かる。ちなみに、NHKドラマの代名詞である『連続テレビ小説』、いわゆる朝ドラにも、03年の『こころ』、08年の『瞳』、15年の『マッサン』と、3作品も出演しています」(前同)

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