■ヒップダンス、紅白歌合戦…KARAの軌跡

 2007年にデビューした韓国のガールズグループKARAは、2010年に日本デビューを飾った。

「日本でのシングル第一弾としてリリースされた『ミスター』がヒットし、ヒップダンスの振り付けが大流行。翌年には、大晦日の『NHK紅白歌合戦』にも初出場をはたすなど、日本でも爆発的な人気を獲得していきました」(前出の芸能関係者)

 しかし、所属事務所との金銭トラブルなどが報じられると、メンバーが次々と脱退。2016年にKARAは活動休止に追い込まれる。

「ハラさんはその後、ソロとして活動を始めます。2019年6月からは活動拠点を日本に移し、日本の芸能事務所に所属しながら、精力的に活動を行っていました。しかし、残念ながらそれから半年たらずでハラさんは帰らぬ人となってしまったのです」(前同)

 実は、KARAの再結成を誰よりも願っていたのは、他でもないハラさんだったという。

「ハラさんが亡くなった際、実は彼女が中心となって極秘裏にKARAの再結成計画が進められていた、と報じるメディアもありました。当初、ハラさん以外の3人は韓国で活動していたため、再結成にあまり乗り気ではなかったようですが、ハラさんからの熱烈なアプローチに押され、やる気になっていた、と報じられたのです」(同)

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