■グランワルツに強敵が!

 3日目となる月曜東京5R(芝1800m)は、グランワルツ(父ロードカナロア、母バウンスシャッセ)に注目。育成を担当したノーザンファーム早来の佐藤洋輔厩舎長も、この馬を「自分で動いて体を作るようになったし、厩舎内の序列でも一気にゴボウ抜きしました」と、その成長力を絶賛していた

 ちなみに佐藤厩舎長は「今年は粒が揃っている」とも話していて、実際に本誌で挙げたラッドルチェンド、フラーズダルムは新馬勝ち、ジェニーアムレットとクリーンスイープはともに新馬戦2着と、結果を残している。その中のトップ級となれば、期待せざるを得ない。

「坂路で良いタイムを出していますね。坂路しか使っていないところに、気性か脚元に少し問題があるのかもしれませんが、タイムだけ見れば仕上がり良好でしょう。

 あとはダノンブレット(父キングカメハメハ、母ダイワズーム)が順調です。フットワークが素晴らしい。速いタイムは出ていませんが、並ぶまでに速い脚を使っていますし、問題ないでしょう。そのほかの馬は少しレベルが落ちる印象なので、2頭で勝負したいですね」

 今週は、たとえマイルCSで負けたとしても挽回の余地がある! とはいえ熱くなり過ぎないように……。

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