■体当たりの演技にビックリ

 第2位は、映画『蛇にピアス』。

『蛇にピアス』は、2008年公開の吉高初主演映画。金原ひとみの芥川賞受賞同名小説が原作。吉高は、ボディピアスやタトゥーなど肉体改造に耽溺するヒロインのルイを演じたが、当時、19歳で激しいラブシーンにも挑戦。この映画で吉高は、第32回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、ブレイクのきっかけともなった。選んだ理由にも、「当時、あの年齢であの色っぽさにドキッとしたから」(27歳/男性/学生・フリーター)、「あまりのかわいさと演技の大胆さにビックリしました」(38歳/女性)、「ヌードになるなど女優魂を感じた」(39歳/男性/コンピュータ関連技術職)、「ちょっと不幸な感じやけだるさなど、ヒロインのキャラ表現がうまかった」(23歳/男性/営業・販売)、「ちょっと無愛想な感じが上手だった」(29歳/女性)といった理由が挙がっていた。

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