■シリーズ累計発行部数は1億冊突破

 ネタバレになるが、本作に登場する鬼たちは、鬼舞辻無惨という親玉に“鬼にされてしまった人間”という設定。こうした背景もあってか、「炭治郎はどこか弱さがあるけど、妹を守るために、もうダメかという修羅場をくぐり抜けて勝つ。しかも、敵である鬼をいたわる優しさもある。今どきいない“いい子”よねえ〜」と、前出の小沢氏も手放しで褒めたたえるのだ。

「映画は、テレビアニメの続編で、原作の7〜8巻で描かれているストーリーがベース。炭治郎たちが、鬼が出没した汽車に乗り込み、鬼殺隊の幹部である“柱”と合流して、敵の幹部と決死の戦いを繰り広げます。繰り返し映画を見に行くリピーターも多く、老若男女問わず、評判がいいですね」(前出の本田氏)

 “兄弟の絆”以外で物語を盛り上げるのは、多彩な仲間たちと、その絆だろう。

「炭治郎の同期で女好きの我妻善逸や、イノシシ頭の嘴平伊之助といったコミカルなキャラクター、甘露寺蜜璃といったお色気キャラも良いスパイスになっており、完成度が高い作品です」(前出の書店員)

 現在、シリーズ累計の発行部数は、1億冊を突破。

「12月には最終巻となる23巻の発売が控えています。実写化の噂もありますし、今後もブームは続いていくでしょう」(情報誌編集者)

 たかがマンガ……と侮るなかれ。『鬼滅の刃』、知っておいて損はないかも!?

あわせて読む:
・セクゾ中島健人は“Sexy柱”!Sexyの呼吸と型で嵐を翻弄!「一生笑ってる」
・叶美香、『鬼滅の刃』“推しキャラ”コスプレが「再現度ハンパない」「やばすぎんか?」
・倖田來未、秋葉原でお忍びショッピングを楽しむ姿が「煉獄さん風」だと話題に
・嵐にハメられた!?NHK「ジャニーズに激怒」で紅白は全面「鬼滅歌合戦」に!

  1. 1
  2. 2