11月3日、オートレースの最高グレードのレースである第52回SG日本選手権で、川口オートレース場所属の森且行(46)が初優勝した。これの何がすごいかというと、「46歳での同レースの優勝は、最年長タイ記録なんです。オートレース界で最も歴史のある日本選手権での優勝は、森が“日本一のレーサー”だという証明です」(スポーツ紙記者)
読者諸兄もご存じの通り、森はアイドルグループSMAPの一員だった。
「森はSMAPメンバー初の連続ドラマ主演を果たすなど、アイドルとしての才能も図抜けていました。それだけに、24年前の突如の脱退劇は、大きな衝撃だったんです」(芸能記者)
森の快挙に木村拓哉は、「それぞれの選んだ道で、それぞれが掴むもの。今後も健闘を祈ります」とコメント。稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人は、連名で「念願の日本選手権での初優勝、おめでとう」と祝福した。中でも一番、喜びを爆発させたのが、リーダーだった中居正広だった。
「優勝直後に中居から“大穴、やったぜ!”というメールが届いたようで、本人も“ウルウル”していたそうです」(専門誌記者)
オートレース評論家の沢朋之氏が勝因を解説する。
「本人は“やっぱりスタートだったよ”と、振り返っていました。外から2番目の7枠でしたが、とにかく川口は外側は不利。ですが、森の当日のスタート反応は0.01秒とフライング失格寸前。そこまでスタートに集中できたことが、優勝につながったようです」