■大河出演歴はあるが…
はたして体力的に持つのか……という不安はぬぐえないものの、安心材料もある。上白石は過去に2度、出番は少ないが大河ドラマに出演しているのだ。11年の『江〜姫たちの戦国〜』と、18年の『西郷どん』である。
「『江』では徳川秀忠の五女・和(まさ)を、『西郷どん』では西郷従道(西郷隆盛の三弟)の妻・清(きよ)を演じました。どちらも出番は少ないですが、大河ドラマの現場を肌で経験したことはあるんです。まったく初めて、ということですとプレッシャーも大きいでしょうが、多少は心にゆとりができる、かもしれません」(前出の女性誌記者)
上白石は女優としてだけでなく、歌手としての活動も精力的に行っている。こちらの兼業も大変そうだが、8月26日の『ザテレビジョン』によると、
「歌とお芝居は一緒に進んでいく両輪だと思っているので、『どっちを選びますか?』って訊かれたらどっちも選ばないかもしれないくらい、両方好きなんです。だから、チャンスをいただけたらただ全力で頑張りたいと思ってやっています」
と、意気込みを語っていた。
今回の大河出演について上白石は公式インスタグラムに「大変、大変光栄です。作品の一欠片として、いち視聴者として、放送が待ち遠しいです。おたのしみに!」とコメントを寄せている。
体調にだけはくれぐれも気を付けて、気持ちのよい演技をして欲しいーー。