■本来なら近い時期に作品が並ぶはずだった
佐藤は三浦さんより年上だったが、17歳でドラマデビューした佐藤に対し、7歳の時から子役として活躍してきた三浦さんはキャリアの上では大先輩。2人は08年にドラマ『ブラッディ・マンデイ』(TBS系)で共演して以降、親友と呼べる関係になったという。
「その後、お互いにキャリアを積んで共演の機会は減りましたが、19年に撮影された事務所イベント『ハンサム』のメイキング映像でも、佐藤は三浦さんに“脱出ゲームにハマってる”と軽く世間話していたり、先に抜けた佐藤は“春馬また。頑張って”と声をかけ、三浦さんも“あいよー”と返していたりと、仲の良さは変わらない様子を見せていました」(前出の女性誌記者)
佐藤は来年のGWに前後編での『るろうに剣心 最終章』の公開が控えている。本来は今年の7、8月に連続公開予定だったが、コロナ禍で延期になったのだ。
「『天外者』は今年3月に完成しており、もしコロナ禍がなく『るろ剣』が今年公開していたら、夏は『るろ剣』、冬は『天外者』が楽しめるはずだった。お互いの作品について、佐藤と春馬さんがコメントする機会もあったかもしれませんが、いまとなっては叶わぬ話です」(前同)
12日に公開された映画での春馬さんの姿を見て、佐藤の胸に去来する思いはなにか。亡き友のぶんまで、俳優として活躍してほしい。