■役者として転換期を迎えている

「新垣は10代のころから現在に至るまで変わらず“かわいいガッキー”というイメージが強いですよね。実際に男女問わず人気なのはいいことですが、イメージが固定されるのは役者として悩みどころでもある。『逃げ恥』当時はアラサーでしたが、もう30代ですからね。役者として、1つの転換期を迎えようとしています」(専門誌記者)

『親バカ青春白書』にわき役で出演した際に、異例の出来事として大いに話題になっていたのは記憶に新しい。しかし、実は新垣本人は19年4月号の『テレビブロス』(東京ニュース通信社)の時点で、

《これまでありがたいことに主役とかヒロインばかりをやらせていただいていたので、今後は脇で支えるような役にももっと挑戦してみたいかも》

 と、今後の方針を語っていたのだ。『親バカ』は、新垣が転換期を迎えるための第一歩だったのかもしれない。

「実際、ちょうど30歳を迎えた18年の『獣になれない私たち』(日本テレビ系)を最後に、今年の『親バカ』まで、新垣はドラマや映画から姿を消していましたからね。2年間、自分を見つめ直していたのかもしれません」(前同)

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