まずは9thシングル『何人(なんびと)も』リリースに際し行なった3カ月間の殺陣のお話から、いまの思いを伺いました。
――最初、殺陣をやると決まった時は前向きに捉えられましたか?
殺陣とかアクションができるアイドルってかっこいいなと思っていたので、ポジティブに考えていたほうだと思います! でも、いざ自分でやってみると超ダサくて全然できなくて辛い、悔しいって思う時が多かったですね。
センスも必要とされているらしいんですけど、やってみて感じたのは殺陣は練習をどれだけやるかで結果が変わるということ。自分は殺陣のセンスがないからこそ、練習あるのみだと思ってお母さんと地元の公民館で練習したり、事務所の先輩で殺陣をやっている方がいたので、その方の殺陣さばきを実際に見させていただいたり、自分でできる努力というのはやり切った感じでした。
選抜には選ばれませんでしたが、今回の殺陣をきっかけに派生して演技のお仕事、アクション、アクロバットなどアイドル活動以外の違う分野に興味を持てるようになって、視野が広がりよかったと思います。アクロバットはラストアイドルではまだあまり挑戦していない分野かなと思うので、これから機会があればアクロバットの技術を身に付けていつかファンの方の前で披露できたらいいなと思いました。