■一貫して活動再開を希望していた相葉

 相葉は「あと1本ライブをやって休止に入る……なんかすごいね。その1本のライブに向かっていると、もうアッという間なのよ、感覚として」とし、「いつもは達成して、“ちょっと落ち着こう”みたいな、“やりきった”っていう感覚になるけど、そうなるのかもわからない」と、ラストライブへの心境を明らかにした。

 しかし、11月3日にアルバム『This is 嵐』をリリースしており、そのアルバムを引っ提げての最後のライブになるということに対し、「集大成をやるってわけじゃない。僕の中ではちゃんと前を向いている気がして。ずっと歩いていれば、ゆっくりでも歩いていれば、また合流できるんじゃないか、っていうことをずっと思っているんだろうな」とグループやメンバーへ思いを馳せつつコメント。

 そして「誰かが止まってても走ってても、自分はゆっくりでもいいから歩いていれば“いつかは”っていうことをずっと思っているのかも。だから、前を向きたいということを言っているのかもしれない」と語った。

「相葉の言葉は、嵐とメンバー、それぞれを気遣う優しさにあふれた感動的なものですよね……。

 ただ彼は嵐の活動休止が決まって以降、一貫して“活動休止はパワーアップ”だと公言してきました。今回のドキュメンタリーのコメントでも、その思いは変わらないということがうかがえます。しかし、以前よりややトーンダウンしている印象も受けますよね」(前出の女性誌ライター)

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