■ハイスピードお辞儀で登場

 多くの報道陣が集まる中、孤軍奮闘で会見を乗り切った、かに思える渡部。

 しかし、現場にいた記者からは気になるポイントがあったという。

「渡部は、正面左側にあった入口から会場に姿を見せました。扉を開けた瞬間、渡部がきっと深々とお辞儀をするだろうと、本番が始まる前に扉から出てくることを想定して、試し撮りをしていた人もいたんです。

 ところが、いざ会見が始まることがアナウンスされ、扉が開くと、渡部は、約1秒だけ頭を下げて、そそくさと取材陣がいる会場の中心に向かい、早々に謝罪コメントを話し始めたんです。会場に入ってから喋り始めるまでが、あまりにも早すぎて驚きましたね。実際のところ、ちょっと適当な感じすらしましたね……」(前出のスポーツ紙記者)

 質疑応答では、相方の児嶋一哉(48)について語る場面もあった。

「相方の児嶋のコンビ愛について話をしていたのですが、途中に手で目を拭くような仕草をしたんです。ここで涙をこぼしたと思った記者は少なくなかったようで、一斉にシャッター音が鳴り響きました」(夕刊紙記者)

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