■ジャニーズでやるべきことはやりつくした!?

 一方のトニトニは、ジャニー氏が生前に思い描いていた構想だ。

 剛は同ラジオで、トニトニがリリースしたシングル『smile』のレコーディングを振り返り、「目に見えない、つながっていない医療従事者の方々だったり世界中の人たちに対して......なんか、こうキラキラしたものを放つようなイメージで。とにかく自分の思うままに、真っ直ぐに歌ったっていう印象です」とし、「僕の歌を聴いて、感動して泣いてくださる方もたまにいらっしゃいますけど、そういうふうにとらえてもらってもいいしね」と語った。

 続けて、剛は「泣くタイミング」について言及。ジャニー氏の死後、「まだ泣けていない」と明かし、「泣くタイミングを失っちゃっていたり、泣く場所がなかったりすると、意外と泣けなくてね。ここまで泣かなかったんなら、もう泣くのやめようかなって思ったり、変な意地っぱりして泣かなかったりとかしてるけど」と話した。

「剛の言葉の端々からジャニー氏への思いが伝わってきますよね。ジャニー氏の愛が詰まった『KANZAI BOYA』をリリースし、ジャニー氏が抱いていた構想・トニトニにも参加することができた。剛の中でジャニーズ事務所内でやるべきことはすべてやりつくしたのではないか、ともささやかれていますね」(前出のレコード会社関係者)

 そんな中で、一部の芸能関係者の間で流れ出したという、事務所トップによる“キンキの解散言及“話。2021年、その話の通り、キンキは解散の道を選択し、そしてTOKIOの長瀬に続いて剛はジャニーズ事務所から離れてしまうのだろうか――?

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