中村倫也『恋あた』無言の演技で“神回”評価も仲野太賀ファンからは悲鳴の画像
中村倫也

 12月1日に放送された森七菜(19)主演のドラマ『この恋あたためますか』(TBS系)の第7話で四角関係が大きく展開。コンビニチェーン「ココエブリィ」の元社長・浅羽拓実役の中村倫也(33)の無言の演技が多くの視聴者をザワつかせたようだ。

 第4話のラストで主人公の井上樹木(森七菜)は、会社への背信行為として社長を退陣させられ車で立ち去ろうとする浅羽に「好き」だと告白。その声はエンジン音にかき消されていたと思っていたが、実は浅羽に届いていた。

 そして、第7話の冒頭。浅羽が「キミの気持ちには応えられない。ごめん」と謝罪すると、樹木は「あれは冗談」だとウソをついてしまう。すると、浅羽は「キミの好意に対してどうやって返事をしようか頭を悩ませていた。あの時間を返せ」と要求。樹木は「すみませんでした」と言い捨てて去ってしまう。

 一方、不意打ちキス以降、樹木との気まずい関係が続いている、“まこっちゃん”こと新谷誠(仲野太賀/27)は、樹木に気持ちを伝えることを決心。「つきあってほしい、俺と。樹木ちゃんのクリスマスまでの期間を俺にください」「その日(クリスマス)までに、俺は樹木ちゃんの特別になる」と告白した。

 その場で返事をしなかった樹木は、同居人のスー(古川琴音/24)に相談。スーは「だったら前に進んでみたら?」と新谷との交際を勧め、「気がついたら、いつもその人のことを考えていたり、目で追っちゃっていたり、笑顔にキュンとしたり! 恋の始まりってそうじゃない?」と、なにかのきっかけで好きだと気づくとアドバイスした。

 それから、樹木の気持ちが前進したのは、軽井沢周辺で大規模な停電が発生したため、浅羽とコンビニカーで避難所に駆けつけたときのこと。新谷も浅羽の恋人の北川里保(石橋静河/26)とともに手伝いにやって来た。老婆が重そうに運ぶ灯油缶を代わりに運ぶなど、さりげない新谷の優しさを、樹木は笑顔で見つめていた。

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