2021年1月3日、テレビ朝日で21時から新海誠監督のアニメ映画『天気の子』が地上波初放送される。
『天気の子』は、19年7月に公開された作品で、16年のメガヒット作品『君の名は。』のスタッフが再集結したことで、大いに話題になった作品だ。
舞台は、異常気象で雨の日が続く新宿。離島から家出して新宿を訪れた高校1年生の森嶋帆高と、一時的な晴天を呼ぶ「100%の晴れ女」の天野陽菜(あまの・ひな)が出会ったことで、世界の理を大きく変えてしまう物語だ。
ちなみに『君の名は。』での東京は「オシャレな店の多い憧れのキラキラした場所」なのに対して、『天気の子』は、逼迫した家計やチンピラ、冷たい警察官など、負の側面が強く描かれているのも特徴だ。これは主要人物が『君の名は。』に対して、経済的にも精神的に余裕がないことも影響していると思われる。
「この『天気の子』のヒロインの陽菜の声優は、いまや『エール』でNHKの朝ドラデビューを果たし、『この恋あたためますか』(TBS系)で連ドラ初主演に抜擢された森七菜(19)です。2000人以上のオーディションを勝ち抜き、抜擢されました」(映画ライター)