■ヒロミ流・マウンティング交渉術!?

 バラエティ番組を中心に仕事をする放送作家は声を潜めてこう話す。

「ヒロミさんは番組の端々でスタッフやタレントに“一発かます”ことで、マウンティングするという現場での交渉術にも長けているんです。すでに終了してしまいましたが、昨年1月にスタートした『アオハルTV』(フジテレビ系)の初回2時間SPの収録で、ヒロミさんはスタジオに入ってくるなり、“なにこのしょぼいセット? こんなんじゃやってられねーよ!”と一喝したそうなんです」

 さらに、『ウチのガヤがすみません!』の収録でも、共演者するタレントを本気で一喝し、スタジオが凍りついたこともあったという。

「ただ、『ウチのガヤ』で一喝したのは、そのタレントが放送に値しないようなスベリ方をしていたからだといいます。ヒロミさんの指摘はもっともだし、そういう意味では、厳しい視聴者目線で番組を客観的に見られていると言えるのではないでしょうか。

 最近は共演者やスタッフに気を遣い、おかしいと思うことがあっても何も言わない、というタレントも少なくありません。一方のヒロミさんは、“適当な仕事をしていたら番組が終わってしまうよ”という思いから現場に喝を入れる、いい意味で昔ながらのタレントなんでしょうね」(前同)

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