ダウンタウン、有吉弘行、サンドも大打撃!SDGsで「大食い番組全消滅」!!の画像
松本人志(ダウンタウン)、有吉弘行、伊達みきお(サンドウィッチマン)

「SDGsが世間に浸透してくると、あの手の番組がどんどんなくなり、最後には完全に消滅してしまうかもしれません……」

 と、危惧するのは制作会社プロデューサー。

 昨今、大注目されるSDGs。それがテレビ番組にも大きな影響を及ぼすという話だが、それにはまずSDGsについての説明が必要だろう。

 SDGsとは、Sustainable Development Goalsの略で、「持続可能な開発目標」という意味。2015年9月の国連総会で採択され、世界全体で2030年までの達成を目指しているが、ごく簡単に言うと、世界を長持ちするようにしよう、という目標のもとでの活動。「誰一人取り残さない」との理念があって、経済、環境などの分野で17の目標、169のターゲットから構成されている。

「その理念から外れる、というジャンルのテレビ番組は、ズバリ“大食い番組”です。

 SDGsの目標の内、飢えをなくし、誰もが栄養のある食料を十分に手に入れられるよう、地球の環境を守り続けながら農業を進めるという“飢餓をゼロに”という目標や、食品ロス削減に関する項目といった、食糧問題の部分で引っかかるのでないか、と言われているんです。

 最近では、環境や社会課題に積極的な取り組みをする企業に投資する、ESG(環境・社会・ガバナンス)投資も注目されており、SDGsを経営の指針に取り入れる企業も増えてきていると言われています。テレビ番組のスポンサーになる企業が今、相当気にし始めているといい、大食い番組の是非が、問われるようになってきているんです」(前同)

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4