■予選落ちした芸人にも見せ場を作る

 また、『貴ちゃんねるず』では12月10日に、12日にフジテレビで放送された『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ2020』の裏側に迫る『【細かすぎて伝わらない芸人】戦力外通告!』という動画を投稿。テレビ番組『プロ野球戦力外通告』(TBS系)のフォーマットに完全にのっとった形のものだったが、これも石橋なりの救済計画だと思われる。

「『細かすぎて~』の常連だったにもかかわらず、まさかの予選敗退したオラキオ(41)や、ダイノジ大地洋輔(48)、そして原口あきあさ(45)の3人が、トライアウトという形で、監督の石橋にアピールする、という番組でしたが、フジテレビの楽屋や舞台裏に密着するなど超本格的なドキュメンタリーの作りになっていました」(テレビ局関係者)

 終始、3人にはアピールのチャンスが与えられない、という展開だったが、最後の最後、オラキオは「引退後激太りしてしまい、宙返りがギリギリな体操選手」、大地は「『ザ・ベストテン』時代のマッチ(近藤真彦)」、原口が「ロケのオープニングで適当なあいさつをする高田純次」を披露する場面がしっかり用意されていた。

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