■災難続きだった人力舎
「人力舎は、他事務所に比べて上下関係が緩いことや、コントを得意とする芸人が多いことが特徴です。ドランクドラゴンやアンタッチャブルなど、売れっ子も多いのですが、今年は売れ筋芸人たちの不祥事や災難が相次いでいました。それだけに、今回の吉報に人力舎の社長も喜んでいるのではないでしょうか」(専門誌記者)
今年8月に、おぎやはぎの小木博明(49)が初期(ステージ1)の腎細胞がんであることが発覚したのは記憶に新しい。幸いにも早期だったため、滞りなく治療も終わり、今年9月に無事復帰している。
「不祥事のほうはいまだに収まりを見せていないのはご存知の通り。6月にアンジャッシュの渡部建(48)の“多目的トイレ不倫”が発覚。『週刊文春』(文藝春秋)で報じられた内容があまりにえげつなかったことや、騒動後に『文春』のインタビュー取材に応じただけで、事実上の雲隠れ状態だったことで、さらに世間の反感を買っていましたよね」(前同)
騒動からおよそ半年後の12月3日に渡部はようやく謝罪会見を開いたが、歯切れの悪い不明瞭な発言も多く、いまだに世間に許されている感じはない。