■つねに“田原俊彦”であり続ける
「田原がマイケルに匹敵するほどの努力を積み重ねてきた、ということでしょう。インタビューで“ジャニー喜多川が一番作りたかった男になれたという自負はあります”と、謙遜しつつも認めていますが、その発言が許される実力は間違いないですよね」(前出の専門誌記者)
来年で田原は60歳を迎えるが、いまだに20代のころの歌を、当時の振り付けのまま踊っている。身体が痛くても、会場につくと「田原俊彦、もうモード入ってるから。音が出たら、踊っちゃうんだよね」と、インタビューで明かしている。
「インタビューで“僕は田原俊彦だから、いつもメンタル、心の準備はしてる。たぶんそこが普通の人と違うところだと思う”“誰もいなくて1人の時でも同じで、家の中にいてもやっぱり田原俊彦なんですよ”としています。おそらく後輩ジャニーズでいうと、木村拓哉が常に“キムタク”であり続けようとしているのと、同じではないでしょうか。田原さんは“40年間やってるんで、わりとできるようになっちゃった”と事もなげに言っていますが、もう“レジェンド”としか言えませんよね……」(前同)
生涯現役。かつて“トシちゃん”として一世を風靡した男は、令和になってもなお、輝き続けるーー。