■実はマジメな理由で落選させていた
「豆柴をプロデュースするキッカケになった19年の『水ダウ』でも、クロちゃんは当時候補生だったカエデを“自分が好きになってしまったがアイドルになったら恋愛はご法度だから”という理由でデビューさせず、“彼女も僕のことを好きだから許してくれますよ”と悪びれずに話す場面がありました。当時は、悲鳴とともにクロちゃんのモンスターぶりを象徴するエピソードとなっていましたが、それについても当時のカエデは技術的にデビューの水準に達しておらず、あえてクロちゃんが憎まれ役になったのでは、とする声もあります」(前出の女性誌記者)
11月24日付の『FRIDAYデジタル』のインタビューでクロちゃんは「カエデに恋していたから落とした」としつつも、
「カエデの歌とダンスが、レベルに達していなかったのも事実です。お披露目まで時間がなかったから、じっくりと育てるわけにもいきません。即戦力以外の候補生は、外さざるをえなかったんです。ボクは、アイドルは総合力だと思っています。可愛いだけじゃなく、歌も踊りもできないとダメだと思うんです」
と語っている。プロデューサーとして冷静かつ客観的な意見だともいえる。
メジャーデビュー、1st写真集、さらに第62回日本レコード大賞の新人賞を受賞。2020年に大躍進を遂げた『豆柴の大群』。今後ともクロちゃんと二人三脚で頑張っていただきたい――。