■整形大国の美容整形事情とは?

 そのあまりの潔さに、彼女の好感度は急上昇。

「以降、彼女は“誠実で正直者”“強くてかっこいい”と、その性格までもが人気のひとつとなりました」(前出の女性誌記者)

 韓国では彼女のように、学生時代に親の勧めで美容整形を受ける人も珍しくないそう。

「韓国は世界的に見ても美容整形の先進国です。一般人が手術を受けるケースも日本よりもはるかに多く、親が子供に手術を勧めることも珍しくありません。ミニョン以外にも美容整形を受けたことを認めている女優やアイドル、俳優もいますが、やはり“隠せるものなら隠し通したい”と思う人が大多数なのは間違いありません」(前同)

 美容整形を巡るトラブルも多い。たとえば、2015年に放送された大ヒットドラマ『彼女はキレイだった』でパク・ソジュンの相手役を務めた人気女優のファン・ジョンウム(35)への“整形疑惑”が波紋を呼んだことも。

「ファン・ジョンウムが昨年末、自身のSNSに投降した画像を見たネットユーザーの間で、彼女への“整形疑惑”が浮上。瞬く間に拡散しました」(前出の女性誌記者)

 これに対して彼女は「まったくの事実無根」と疑惑を全否定。

「それだけにとどまらず、“あまりに悪意あるコメントに対しては法的に対応する”と不快感をあらわにしたのです」(前同)

 つねに人々の関心を集める著名人の整形問題。パク・ミニョンの例をみるかぎり、美容整形をしていようが、していなかろうが、芸能人としての人気にはさほど影響はないようだ。

(2020年10月28日公開)

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