■YouTube芸人の厳しい現状

「山内は“バッド数が多い動画に関しては広告がつかない”と説明しました。そして、木下が最初に投稿した動画は、話題になった当初に広告がついていなかったことを指摘し、“ただ叩かれているだけの動画”“なんのお金も生み出さない、ボロカスに言われただけの動画”だというのです。山内の言うように、木下のYouTubeはあまり稼げてないのかもしれませんね」(前同)

 番組でいじられた木下と同じく、今年4月以降にYouTubeを開始した芸人の中には、木下以上に厳しい現実に直面している芸人もいるという。

次長課長河本準一(45)です。河本は4月23日にチャンネルを開設したのですが、これまでにチャンネル登録者は1.24万人、総再生回数は約142万回と今ひとつパッとしません」(WEB編集者)

 河本のYouTubeのコメント欄には「TKO木下みたいに低評価付きまくるわけでもなく、ファンはもとよりアンチすらもうおらへんのやね」という手厳しい意見も……。

「河本は2012年に、生活保護受給騒動がありました。それは、彼の活動に大きく影響を及ぼし、一気に仕事はなくなりました。ただ、騒動はもう8年も前の出来事ですから、今、そこを突く人は少ない。ですが、騒動以来露出がガクンと減りましたから、彼の認知度がかなり落ちているといえます。それが、YouTubeチャンネルの伸び悩みにつながっているのでしょうね。

 人気お笑いコンビ・キャイ~ンも6月18日に『キャイ〜ンのティアチャンネル』を開設したものの、チャンネル登録者数はわずか1.51万人。また、ガレッジセールゴリ(48)も5月5日から『ゴリ★オキナワ』を開設しているものの、チャンネル登録者数が1.22万人と低空飛行を続けています。テレビではおなじみの芸人すらまだこの状態ですから、河本には、相当起爆剤となるものが必要でしょう」(前同)

 7月24日の生配信を最後に河本のチャンネルの更新は止まっている。継続は力なり、というが……。

(2020年8月27日公開)

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7