■夫婦問題研究家に見解を聞いた

 両誌の報道の通りだと、獅童と中林、2人の父親のどちらにも育てる覚悟があるということだが、今後はどうなっていくのだろうか。夫婦問題研究家で離婚相談士でもある岡野あつこ氏に話を聞いた。

「中学生ともなれば、自分の意思がしっかりと主張できるわけですから、最も尊重されるのは長男本人の想いでしょう。もし彼が“実のお父さんのところに行きたい”と言えば、それが考慮されますし、“育ての父親と一緒にいたい”と言えばそれが尊重されます」(岡野氏=以下同)

 獅童が、長男を引き取ってもいいと表明していることについては、

「まずは竹内さんへの想いがあってのことだと思いますが、獅童さんは前妻の竹内さんのことをちゃんと認めているし、“嫌いで別れたわけじゃないよ”ということや、追悼の意思を含めて長男に伝えているのではないでしょうか。獅童さんにも新しい奥さんと子どもがいて、彼の家族にしてみたら、中学生の子どもが新たに加わるというのは戸惑いもあると思います。

 それでも、獅童さんは家族を説得して、竹内さんの代わりに育てるという思いに至ったわけですから、とても立派なことですよね」

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