■錦織との共演で「何もできないことに気づいた」

 前出の女性誌記者は続ける。

「櫻井は、錦織が若手の嵐に気を遣って積極的に話しかけてくれ、カメラが回り始めるとオフタイム以上にしゃべっていたといい、“俺らも自分でやってて、何もできないことに気づいた”“俺たちはテレビに出てるんじゃなくて、映ってるだけだったってことなんだよ”と反省ともとれるような言葉を続けています。

 それだけ櫻井にとって錦織との仕事は衝撃的だったということなのでしょう。この出来事がきっかけで覚醒して、ニュースキャスターやバラエティMCとしてテレビで大活躍する、現在の櫻井が作られたのかもしれませんね」

 相葉雅紀(37)も前述の『ポポロ』で、錦織とのニューヨーク訪問を「たった3日間だけだったけどね。でも、それだけの間に本当にいろんなことを考えさせられたよね。でも、ニューヨークに行ったおかげで、みんなの何かが変わったのは間違いない」と語っている。

 さらに2002年2月発売の『POTATO』(ワン・パブリッシング)では、2001年4月から2002年3月まで放送された少年隊のバラエティ番組『少年タイヤ』(フジテレビ系)での思い出を振り返っている。

「『少年タイヤ』では、セレクトドラマという人気演劇を披露するコーナーがあり、相葉も出演していました。このときについて相葉は“すごく楽しかったね。植草さんは付きっきりで教えてくれたし、セリフ合わせも2人でやったんだ。あんなに植草さんと親しく話したの、初めて。東山紀之さんにもいろいろ芝居のことを教えてもらった”と話しています」(前同)

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