■ウケているのかスベっているのかわからない恐怖
さらに内村は、お笑い芸人だからこその苦しみも明かしている。
「お笑いをやっていると怖いじゃないですか、お客さんの笑いが一切来ないっていうのが。手応えのない中、どうやるんだっていう」「お客さんの拍手とか歓声で盛り上がり、臨場感って出てくるじゃないですか。それがないっていう中で歌手の皆さんも大変だと思いますね、歌うということに対して。いかにカメラを通して熱を伝えるかっていうのが一番大事になってくるのかなって思う」
と、コメントしたのである。
「お笑いは、観客がいないとネタがウケてるのかスベってるのか分からない。3月8日に“ひとり芸”No.1決定戦『R-1ぐらんぷり2020』が無観客で行われましたが、スタッフと審査員たちの笑いだけが響く空間でした。優勝はマヂカルラブリーの野田クリスタル(34)でしたが、理由も“完全なる無観客の中でやるネタ番組とかあって、メンタル鍛えられて、『あらびき団』(TBS系)というんですけど(笑)”と、慣れが大きな影響を与えていたことを優勝インタビューで明かしています」(お笑いプロ関係者)