■滝沢副社長とジュリー社長には不仲報道も
2019年7月に亡くなったジャニー喜多川氏に代わってジャニーズ事務所社長に就任したジュリー氏。
「なにわ男子のプロデュースを担当しているのは関ジャニの横山裕(39)と大倉忠義(35)であることは、ファンにもよく知られています。東京のジャニーズJr.は生前、ジャニー氏が見ており、それを滝沢氏が引き継ぎました。そのため、美 少年も滝沢氏が面倒を見ています。
一方、関西ジャニーズJr.のプロデュースを手掛ける関ジャニ∞は“ジュリー派”です。ジュリー氏も経営面と並行して、関ジャニの横山、大倉を通して関西ジャニーズの面倒を見ていた、ということでしょう。ジュリー氏にしてみたら、自身が可愛がっている横山と大倉がプロデュースしているなにわ男子を“私が売っていく”という思いなのではないでしょうか」(前出の芸能プロ関係者)
2018年8月の『週刊文春』(文藝春秋)では、滝沢氏の裏方転身をスクープしているとともに、滝沢氏とジャニー氏が、ジュリー氏に対していい感情を抱いていないことも、あるジャニーズJr.の弁として報じている。
「同誌では滝沢氏とジュリー氏は“現場で目も合わせないほど険悪な仲だ”とも報じています。これに反論するように、同月の『週刊新潮』(新潮社)のインタビューに滝沢氏が登場。“ジュリーさんとは協力してやらないと何もできないので、連絡取り合っていますよ”と語っています。
ただ、滝沢氏はジャニー氏の遺志を受けて後継者となっています。現在は副社長と社長とで、ジュリー氏とは表向きは良好な関係ではありますが、“面従腹背”、基本的な部分では相いれないとささやかれています。その対立が、ここにきて美 少年となにわ男子のデビューを巡って顕在化してきていると言えるのかもしれませんね。
また、佐藤のスキャンダルは、滝沢氏の社内における立場も危うくしたのかもしれません。滝沢氏が担当をし、2020年にデビューして大人気グループになったSnow Manでも、3月にリーダー岩本照(27)の未成年飲酒スキャンダルがありましたからね。滝沢氏の事務所内におけるポジションは、かなり微妙なものと言えそうです……」(前同)
2021年のデビューが「確定」だというなにわ男子。名だたる先輩たちを凌ぐ活躍を期待したい!