■芸能人プロデュースの店にも大ダメージ

 2020年春からの外出自粛や時短営業による売上の落ち込みなど、コロナ禍では多くの飲食店がダメージを受けた。帝国データバンクによると、2020年12月29日時点で、新型コロナウイルス関連の倒産は全国で851件あり、業種別で見ると133件の飲食店が最も多い。

「コロナ禍で受けるダメージは店の知名度も関係ないですし、飲食店のプロデュースや経営に携わる人が多い芸能界にも、影響はかなりあるかもしれませんよね」(前出の夕刊紙記者)

アッコにおまかせ!』(TBS系)の司会を長きにわたって務め、歌手として『NHK紅白歌合戦』での大トリ経験もある和田アキ子(70)。押しも押されもせぬゴッド姉さんが手掛ける店も、コロナ禍で閉店に追い込まれた。

「2020年10月25日、東京・西麻布にある和食料理店『お菜屋わだ家 西麻布店』が閉店しました。この店は和田がプロデュースを手掛け、オーナーを和田の夫が務めて2007年にオープン。しかし、同年9月15日付の『週刊女性PRIME』によると、コロナで西麻布以外の店舗もランチ営業をしていたところを除いて、全面休業となっていたそうです。こうした状況での閉店だったので、明言こされていないものの、コロナの影響はあるでしょうね」(芸能記者)

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