■加藤清正が愛した玄米

 では、脳の働きの衰えへの備えになるのは? 加藤清正(50)が愛した玄米(黒米)、現在の発芽玄米がいいという。

「玄米のぬかには、食べたものを最大限、エネルギーに変える働きがあります。しかも発芽玄米にはギャバが豊富で、このギャバは血液の循環を良くし、頭をクレバーにし、同時に気分を落ち着かせてくれ、ストレス解消にもなるんです」

 父・黒田官兵衛譲りの知恵者として知られる黒田長政(55)は、鯛のなますが好物だった。

「ポイントは鯛のなます=刺身だったこと。特に刺身の魚油にはオメガ3脂肪酸のDHA、EPAが豊富。血液をサラサラにし、認知症予防効果もあります」

 関ヶ原の戦いで敗れ、島流しになった宇喜多秀家(84)は、その八丈島に自生する別名「長寿草」とも呼ばれるアシタバに麦、あわを混ぜたアシタバ飯を食し、政敵・徳川家康より10歳近くも長生きした。

「アシタバには、がん予防のカルコンや老化防止のカロテン、免疫力アップのビタミンC、骨を丈夫にするビタミンKなど、まさに不老長寿に役立つ成分が豊富に含まれているんです」

 そして、後年“独眼竜”と恐れられた伊達政宗(69)が、好んだのが鳥汁。

「趣味の鷹狩りで獲った鶴などを食べました。市販されている鳥の胸肉にも同じことが言えますが、羽ばたくための胸の筋肉に特に豊富なアンセリン、カルノシンは血液循環を良くし、老化防止に効果があります」

 最後は、家康ら3代にわたって徳川家に仕えた僧・天海。生き延びた明智光秀がその正体との説もある怪僧だが、実に108歳まで生きた。その秘訣とされるのがクコ飯と納豆汁だ。

「クコの実は古くから薬用として用いられ、疲労回復を促す働きがあります。納豆菌は善玉菌を増やし、健康長寿のカギを握る腸内環境を良くします」

 戦国武将の英知をあなたの食事に生かしてみては!?

※カッコ内の数字は享年です

あわせて読む:
・キンプリ平野紫耀の凛々しいかぶと姿に「天下統一してくれ」「時代劇に出て」
・松本潤「NHK大河Jr.共演」に逆風!!甦る“結婚説”井上真央の激イタ過去!
・新垣結衣「NHK初大河出演」報道!「配役・ライバル・結婚」3つの因縁
・電撃婚説・井上真央も!!森七菜は「違反」移籍の代償…母でこじれた芸能人!

  1. 1
  2. 2